産卵と孵化および稚魚の管理


卵の管理について
採卵と卵の管理には二つの方法があります。

一つ目は、産卵床を用意して一週間くらいそこに産み付けさせた後、産卵床を別水槽に移すこと。
二つ目は飼育者の手を使って直接採卵と管理を行う方法です。ほとんど全ての卵を孵化させたい場合には、毎日採卵を行い、メチレンブルーを薄めた水溶液で管理すると良いでしょう。メチレンブルーの濃度ですが、SOMEDAYは水1リットルに対してメチレンブルーを3滴垂らしています。

卵の管理は、産卵日ごとに管理するか、一週間分くらいをボウルに入れて管理する方法があります。
ボウルやプリンカップで管理する場合、基本的に水は毎日換えて、カビを予防します。

稚魚が生まれるまでに要する時間ですが、「水温×日数=250℃」になると、孵化が始まります。例えば、水温が25度であれば10日で孵化します。水温が25度よりも高い場合には10日よりも早く孵化をし、25度よりも低い場合には10日以上を要します。

稚魚の餌
めでたく無事に生まれた稚魚は、生まれた日とその翌日は餌は食べません。
代わりに「さいのう」という栄養が詰まった袋を付けて生まれ、生後2日間はその「さいのう」から養分を吸収して少し大きくなります。
生まれて3日目になると餌を食べ始めますので、水を傷めないようにしながら、少しずつ餌を与えます。
パウダー状の餌を与えると良いでしょう。「がばいめだか」も大活躍します。

稚魚の飼育密度
生後1cmくらいになるまでは、SOMEDAY宅ではエサを食べる癖をつける目的で、飼育密度を高めにして育てています。
食べる習慣というのはとても大切で、成長スピードにも大きな影響をもたらします。
目安としては水1リットルに対して稚魚を10匹くらいにしています。
ただしこの飼育密度は、1cmに到達したら下げるようにします。大きくなりづらいためです。
徐々に飼育密度を下げながら、最終的には水1〜2リットルに対して1匹という環境を準備してあげると良いと思います。